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なるみめも
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「逆くしゃみ」について(2023年11月15日)
こんにちは。愛玩動物看護師の鳴海です。
今日は「逆くしゃみ」についてお話しします。
犬ちゃん、猫ちゃんが突然「フゴフゴ」や「ズーズー」といった呼吸をしたら
皆さんびっくりされますよね。
でも慌てずに少し観察してみてください。
短時間(1〜2分)で治るのならそれは「逆くしゃみ」の可能性があります。
「逆くしゃみ」は吸い込む発作性のくしゃみで病気ではありません。
興奮時や水を飲んだときに起こることが多く、くしゃみやしゃっくりと同じ
「反射」なので止めることが難しい症状なのです。
よく似た症状に「咳」や「気管虚脱」があります。
これらは口を「開けて」しますが、逆くしゃみでは口を「閉じて」するのが特徴です。
特に気管虚脱では、気管が潰れて酸素を取り込みづらくなるので長く続くと酸欠状態に
なってしまう可能性があります。
判別に迷ったときはスマホで動画を撮っていただくと、診察時に大変役立ちます!
逆くしゃみは反射なので治療の必要はありません。
若年齢から起こるのであれば問題ありませんが、中高齢から症状が出たときは病気が
隠れている可能性もありますので注意してください。
ちなみに院長はお茶を飲んでむせた後、「逆くしゃみだよ、心配ない」と言っていますが
これはパソコンの画面を凝視したまま飲むので誤嚥しているだけです。
皆さんもお茶を飲む時は、少し上を向いてきちんとのどを開いて飲みましょう(*^o^*)/
読んでいただいてありがとうございました。
なるみめもでした。
「猫のお腹タプタプ」について(2023年5月20日)
こんにちは。愛玩動物看護師の鳴海です。
今日は猫ちゃんの「お腹のタプタプ」についてお話しします。
よく皆さんから「これは太りすぎですか?」「病気ですか?」と聞かれることがあります。
わが家のベニーもタプタプしていますので動画をご覧下さい。
この歩くと左右にゆれるたるんだ皮膚は異常ではなく「プライモーディアルポーチ」、
通称「ルーズスキン」といいます。
ルーズスキンは年齢・性別・去勢避妊に関係なく、一歳頃から目立つようになります。
この役割は正確には解明されていませんが、「柔軟な動きに対応するため」や
「ケンカ傷から身を守るため」などの説があります。
肥満とルーズスキンの違いですが、お腹から足の付け根の部分をつまんでみて下さい。
「厚めの皮膚のみを触っている感触」であればルーズスキン、「皮膚の他に脂肪の感触」
があったりウエストにくびれが無かったりしたときは肥満の可能性があります。
猫ちゃんが嫌がらないように触ってあげて下さいね。
ちなみに院長の皮膚もよく伸びます。
院長は「昔、ゴムゴムの実を食べたから」とか言っていましたが、お医者様に
「君は皮膚のコラーゲンが全然無いね」と言われ落ち込んでいました(*^o^*)/
読んでいただいてありがとうございました。
なるみめもでした。
「うちの子、あまり水をのまない」の悩み(2023年4月1日)
こんにちは。愛玩動物看護師の鳴海です。
みなさん、こんな悩みはありませんか?
それは、「うちの子、あまり水を飲まない」です。
水を飲み過ぎるのも心配だけど、飲まないことも心配ですよね。
水分をとることは、脱水症や尿石症の予防など大切な役目があります。
わんちゃんの場合は、フードに薄めただし汁やササミのゆで汁をかけて食事と一緒に
水分をとることで効率よく体が吸収してくれます。
でも、ドライフードが好きな子や猫ちゃんの場合は、フードをふやかすと食べなくなる
ことがありますよね。
そんなときは!「ウォーターファウンテン」がおすすめです。
ウォーターファウンテンは流れる水をつくる機械です。
特に猫ちゃんは流れる水を見ると「きれいな水だニャー」って思ってくれるみたいです。
水をきれいに保つフィルター付きが良いですよ。
わが家の猫たちにも好評で、とくにニャン吉は水が出てくるまで機械の前で待っています(*^o^*)
動画をぜひ見て下さい!
読んでいただいてありがとうございました。
なるみめもでした。